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ご存知の方も多いでしょうが、わが国は世界最大のマグロ消費国です。そして、近年マグロ類資源をめぐる最近の国際情勢は年々厳しさを増しており、マグロ類の漁獲を規制しようとするワシントン条約(CITES)締約国会議や国際自然保護連合(IUCN)、あるいは世界野生生物基金(WWF)などの動きが活発化しています。
今まで、何気なく口にしていたマグロについて改めてご説明して行こうと思います。
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スーパーやおすし屋さんなどで販売されているマグロにもさまざま表記があり、混乱してしまうことがあると思います。ここで、一度おさらいをして見ましょう。マグロの分け方には、『天然マグロと養殖マグロ』『近海物と遠洋物』『生マグロと冷凍マグロ』などがあります。また、ブランド名として『大間のマグロ』という名前を耳にする事があると思います。これは天然、生の本マグロの代名詞ともなっている、青森の大間漁港で水揚げされた本マグロの事です。
最近では、海産物も水揚げされた漁港名を冠してブランド化する戦略がとられことが多くなってきています。『大間のマグロ』は『関鯖』や『越前ガニ』などと並ぶブランド戦略の代表例ともいえるでしょう。もちろん味も最高で、津軽海峡を挟んだ北海道の戸井、青森の大間産の本マグロは、近海天然物のキングofマグロとしてその名が知れ渡っています。
ただ、食べ物には『旬』というものがあります。これはマグロでも同じ事。津軽海峡のマグロ漁は6月〜12月末までの約7ヶ月です。この時期以外でもこのブランド名聞いたことありませんか?時期外れの『大間の生マグロ』に出会ったら要注意です。やはり、おいしいものはおいしい時期を選んで食べるのがもっとも賢い食べ方だといえます。
では、この戸井と大間のマグロ、どっちがうまいのか?同じ津軽海峡でも食べて育つ餌が違うとか、漁法の違いで言うと『戸井の延縄』対『大間の一本釣り』だとか、戸井はマグロが暴れて身ヤケしないように、船上ですぐに骨髄の神経を殺し、血抜きをし、多人数で手分けして10〜20分以内で氷詰にさせる。このようにマグロの処理が迅速で処置の仕方が巧みと言われているのが戸井のマグロだとか諸説ありますが、どちらも甲乙つけがたく、お互いに遜色はありません。ただ、全般的に冬場に強く、脂のノリ具合でいえば大間、夏場に強く、身質の良さでは戸井といわれているようです。
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