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一般的に『マグロ』と呼ばれるものには、本マグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロの5種類があります。
お店によっては【本マグロ=黒マグロ】【ミナミマグロ=インドマグロ】と呼ぶ場合もあるようです。なかにはカジキマグロは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカジキマグロと呼ばれている魚、かじき類(マカジキ科とメカジキ科)の総称で、まぐろの仲間や魚の名前ではありません。まぐろに形状や食感が似ていることから『カジキマグロ』と呼ばれているだけなのです。それでは、それぞれのマグロについてその特徴を比べて見ましょう。
いわずと知れたKing of マグロ、あえて説明するまでも無いかも知れません。高級魚として扱われていて、1本百万円を越す事もざらで、2001年1月5日の初セリでキロ10万円、2,020万円という高値をつけて一躍有名になった『大間のマグロ』もこの本マグロの事。特徴は、黒味を帯びた濃厚な赤身。刺身で頂けば最高の食感が味わえるまさに「黒いダイヤ」と呼ばれています。本マグロは台湾近海で生まれ、イワシ、イカなどを食べて急速に成長します。 日本近海で1年ほど過ごしてから北回りで太平洋を周回します。養殖や畜養技術すすんで通年食べれてはいますが、日本近海物の旬は一番脂の乗ってくる10月から1月だという人が多いようです。
その名の通りインド洋でとれます。インドマグロは体が本マグロより小さく、肉質、色が本マグロと似ているので、急速に市民権を得て高値で取引されるようになりました。本マグロに比べると脂にこってり感があり、粘り、コクと甘みが強いといわれているようです。味に癖があるといって敬遠する方も多いようですが、いまや本まぐろと人気を二分する高級魚です。大トロ、中トロがとれ、脂の乗りも本まぐろ程ではないがしっかりと厚い。インドまぐろは特に蓄養が盛んで、ニュージーランドやケープタウンがそのメッカになっています。
目がパッチリとしているように見えるので、この名前がつきました。関東ではダントツに消費量が多いまぐろ。大型サイズのものはトロも取れ酢飯にあうことから回転寿司、宅配寿司などのトロはバチかビンチョウを使うところが多いのでもっとも食べる機会が多いかもしれない。旬は四国・九州の定置網にかかる4月から5月にかけてと、銚子沖 から金華山沖で採れる10月から2月までの年2回。冬の方が脂がのっておいしいと言われていますが、本マグロの味が落ちる 夏場にとれるのも重宝される理由のようです。脂がのっている割にはあっさりしていて甘味もあり、美味しいマグロです。
キハダマグロは体側に黄色身があるため『黄肌』と言われています。ツナ缶や魚肉ソーセージにも使われている庶民の味。身色が美しい薄紅色で、身が締まっています。適度に脂もあるがあっさりした感じで、関西では人気があります。旬は四国・九州の定置網にかかる6月から7月にかけてと、金華山沖で採れる10月から11月までの年2回。スーパーでも気楽に買えるマグロですが、鮮度落ちが早いので、なるべく早く食べましょう。
胸鰭が長いので、ビンナガと呼ばれています。ビンチョウ、トンボマグロなどとも呼ばれます。30kg前後の小型のマグロで、長年ツナ缶の原料として使われてきましたが、全体に脂が少なくみがやわらかいのが特徴で刺身でも食べられます。最近では若い人を中心に人気が徐々に上がっているまぐろでもあります。旬は11月から12月の北海道沖で取れる時期。欧米では人気のマグロだとか。
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